おそろいの法被(はっぴ)を着て、白象と一緒に練り歩く子どもたち。どうして白い象を曳いて歩くのか知ってるかな? 答えは、甘茶かけをしたらもらえる飴の袋に書いてあるよ。
大阪府佛教青年会・大阪市仏教青年会の協賛による仏生会の法要。花びらのように風に舞う散華がとても美しく、印象的でした。
お釈迦様の誕生時、空から甘い香りの雨が降ってきたという故事にならい、お釈迦様の像に甘茶をかけて祝う「甘茶かけ」。おばあちゃんと一緒に甘茶をかけたことは、きっといい思い出になることでしょう。
春風に吹かれて空中高くひるがえるのは、淡い春色に染められたふきながし。花々や芽吹きの色が織りなすグラデーションが、うれしい季節の到来を告げています。
戦国武将が遠征の合間に野外でお茶を楽しんだのが始まりといわれる野点。目の前に広がる桜山を眺めながらいただく一服は、また格別においしいことでしょう。
念法の楽人たちが奏でる日本の伝統音楽・雅楽。笙(しょう)や篳篥(ひちりき)などの楽器から流れる古式ゆかしい調べは、聴く人を雅やかな平安の世界へといざないます。
「春の花々はとても美しいですが、その花より美しいのは皆さんの笑顔。今の笑顔を忘れず、明るく仲良い家庭をつくってください」と、笑顔で仲良く暮らすことの大切さを説いた「花びより法話」。
花びよりには欠かせない、地元鶴見の元気集団「つるみまんてんYO!∞(インフィニティ)」のよさこい。見ているだけで元気が湧いてくるような、明るくパワフルな踊りでステージを盛り上げました。
出演者だけでなく、ステージ外のスタッフやお坊さんも突然踊り出す「フラッシュモブ」といわれるダンスパフォーマンスを披露したのは、念法学生会・青年会の皆さん。思い思いの仮装もなかなかの力作ぞろいでした。
今年も若さあふれるパフォーマンスで観客を魅了した鶴見商業高校の生徒たち。バトン部の皆さんは、大空高くバトンを投げ上げ、フラッグを振って、息の合ったプレーを披露しました。
金剛寺でも練習を重ね、腕を磨いてきたダンス部の皆さん。直前の大会のヒップホップ部門で優勝した全国トップレベルのダンスで会場を沸かせました。
ノリのいい歌と演奏を披露したのは軽音楽部の皆さん。多彩なレパートリーで聴衆の心をつかみ、ステージの最後を大盛り上がりで締めくくりました。
にぎやかな地車囃子に乗せて、龍が天に昇っていく様子を表現した龍踊りを披露したのは、鶴見神社地車保存会の皆さん。来年はまた、地車の上で踊る勇壮な姿を見せてくれることでしょう。
空を覆うように枝を伸ばした桜の下の散策路は、まるで桜のトンネルをくぐっているかのよう。ゆったりと花見を楽しんだり、記念撮影をする人も多い、花びよりの人気スポットです。
開場時間を今か今かと待つ来場者を、地車囃子と龍踊りがお迎え。閉場時もにぎやかなお囃子でお見送りして、楽しい1日を締めくくりました。
大阪市消防局の「地震体験車だいち」で、大きな地震の揺れを体感。小さい揺れから激しい揺れに変わり、一旦納まったと思ったら、また激震に変化するリアルな地震体験に、参加した人たちもビックリしていました。
特製の小さな制服や消防服を着て、凛々しい消防士姿に変身! 憧れの消防士になれて、子どもたちも大喜びでした。
ファイヤートレインに乗って出発進行! よほど楽しかったのか、何度も繰り返し乗る子どももいて、最初から最後まで大人気でした。
長いバルーンをくるくるひねると魔法のように剣や冠、可愛い動物が完成。風船を受け取った子どもたちは、剣でチャンバラごっこをするなど、元気よく遊んでいました。
スタートと同時に長い列ができた飲食模擬店。念法の信徒たちが腕によりをかけて作った「うまいもん」に、たくさんの来場者が舌鼓を打ちました。
つきたてのお餅がふるまわれるのも、花びよりの魅力のひとつ。できるだけ多くの人に食べてもらおうと、時間いっぱいまで信徒たちが交代で餅をつき続けていました。