ご本尊様の前で厳かに奉納された雅楽演奏。広大な拝殿礼拝堂に、伸びやかな音色が格調高く響き渡りました。
「信ひとつ」という開祖親先生の言葉を取り上げ、「信じなければ仏様のおはたらきを知ることはできません」と、信じることの大切さをわかりやすく説く法話に、詰め掛けた聴衆も深くうなずいていました。
悩み事を気軽に相談できる「お坊さんと話そう」のコーナー。 「仏様の教えに、『でも…』と反論せず、『はい』と素直に聞けば変わっていくんですよ」と諭され、熱心に聞き入る相談者の姿が見られました。
野点ではなく、屋内でのお茶席となりましたが、朱傘や生け花など落ち着いたしつらえの中で、ゆったりとお手前を楽しむことができました。
普段は一般公開していない四天王回廊や、金剛寺の伽藍を自由に回れるチャンスとあって、多くの方が思い思いに巡拝する姿が見られました。
華やかな晴れ着で「元禄花見踊り」の優美な舞いを披露してくれた念法青年会の皆さん。 はらはらと散る桜の中、背景には薄桃色の花びらが敷き詰められ、一幅の日本画のような美しさでした。
本山教区学生会の中学生、高校生の皆さんによる縁起のいい銭太鼓。 開場前から何度も熱心に練習を重ねた成果を発揮して、息の合った演舞を披露してくれました。
花びより金剛寺には3年連続の参加で、すっかり常連になった「つるみまんてんYO!∞」。 ベテランから中学生まで幅広いメンバーが、元気一杯の踊りでステージを盛り上げてくれました。
バトンを投げ上げてキャッチする演技に風は大敵。 それでも若さと集中力で元気よく演じきった皆さんに、大きな拍手が惜しみなく送られました。
地域のさまざまなイベントで大活躍の軽音楽部。 別のイベントに出演後、急いで金剛寺に駆けつけ、楽しい演奏と歌でステージのラストを飾ってくれました。 終演後には、鶴見商業高校の小島校長先生から「また来年も参加させてください!」と嬉しいごあいさつもありました。
太鼓と鉦のリズムに乗って一心不乱に踊る龍踊りは、龍が金の玉を追いながら天に昇っていく様子を表現したもの。 決まった型はなく、自分が龍になったつもりで、龍同士がケンカしたり遊んだりしている様子をイメージしながら踊るのだそうです。
見る位置を変えると、金魚が泳いだり、桜の花がくるくる回ったりする「スリットアニメーション」。 あまりの不思議さに、中をのぞき込んで首をひねる人の姿も見られました。
震度7の揺れの想像以上の激しさに、必死で手すりにしがみつく子どもたち。 地震への備えの大切さを実感できたかな?
おにいさん、おねえさんがバルーンをくるくるねじると、あっという間に剣や冠、動物のできあがり!
風が弱まって、やっとふくらませることができたフワフワ。 子どもたちは大喜びで歓声を上げて転げまわっていました。
うどん、ホットドッグ、コロッケなどなど、ずらりと並ぶ模擬店の前には開店直後から長蛇の列。 子どもたちには特に綿菓子が大人気でした。
たくさんの風ぐるまを手に家路につく来場者の皆さん。 「花びより金剛寺」で楽しい思い出は作れましたか?
4月1日には桜が満開でした。 来年こそ、このような満開の桜の下で皆さんとともに楽しい時間を過ごしたいものですね。